一文要約

白をテーマに簡潔さや繊細さの美意識の原点を探ってみた本。

簡潔な要約

白は色の不在を表現しているという点で特殊な色である。混沌のなかから屹立する生命的な創造として、色彩の不在ゆえに可能性を秘める空白として、また不可逆的な完成への始末として、白は日本人の美意識に影響を与え続けてきた。

感想など

この本の一節が東大入試で出題されていて、かなり印象に残っていたので読んでみた。

白があるのではない。白いと感じる感受性があるのだ。だから白を探してはいけない。白いと感じる感じ方を探るのだ。

冒頭は次のように始まる、うーん難しい…
言葉というより感覚で理解するその表現はソースコードにはない感覚だな〜
言語化できないもどかしさと、非言語な意識としての発見がかなり多かったです。
例にも挙げられていたが日本の国旗とかもそう、人は赤を見つめるけどそこには白という感受性が潜んでいて、国旗に対して何かしらの意味を与えてしまうなと。

紙に不可逆な表現を屹立し自身の未成熟さを含めて発露する。

キーボードも使うけど、ホワイトボードや紙で説明するのが好きなのは白の意識なのかもしれない。
推敲の話は面白いのでぜひ読んでみてね。